usui blog

からだを味方につけましょう。

焼石に水だよこんなもん / 食べること眠ること

こんにちは。usuiです。

 

整体とかマッサージって

「その時は楽だけどすぐ戻っちゃうじゃん」

 

って思われる方、多いのではないでしょうか。

実際本当にそのとおりでございます。

 

だけど、はいここ重要ですよ。

戻ってしまう=意味がない、わけではないです。

意味ないことなら仕事しにしないよ。

 

 

ということで、

 

「焼石に水だよこんなもん / 食べること眠ること」というタイトルで今回は、身体のが元に戻ってしまう生理学と脳の性質についてお話していきます。

 

そんなかんじで、はじめてゆきますね。

 

 

①恒常性について説明しよう

人間の身体には、ホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれる恒常性のプログラムがあります。

 

生物は、意識しなくても心臓は動くし血液も流れ、免疫は身体を守っています。それは、暑さや寒さ、感情の変化、状況や環境に左右されることなく一定に保つことで生物の機能性を保持しています。

 

これだけみると当たり前大事件なのですが

当たり前山荘殺人事件なのですが

 

実は、これは筋肉や姿勢、身体の状態にもめちゃめちゃに関わっている。

 

 

 

②脳は「今」の状態を一番安全だと判断している

 

脳っていうのは、脳幹の視床下部ホメオスタシスの司令塔らしいです。

そんな細かいことはいいですよね。えぇ。

 

 

さて。

 

人間はもともと変化に強い生き物ではないのです。表題のとおりなのですが、脳は「今」もしくは「今まで」を、生き抜いてきたという実績を重要と判断し、「だったらこのまま続けていれば死なないね!」みたいな方針で動いています。とんでもねえのです。

 

だからデスクワークが長ければ、仕事が終わってからも座った時の筋肉の状態を「通常」に設定してキープしようとしてしまう。

 

その時間が長ければ長いほど、現状を保持しようとする力も強くなる。

 

だから、整体に行っても、マッサージを受けても「すぐ戻っちゃう」になるのです。

 

たまの60分程度のほぐし、まじで「焼石に水」。

 

 

 

じゃあやっぱり意味なくない?

 

 

 

ん、なんて???

 

この文章を読んでくれているダイヤモンドみたいなボーイズやガールズにそんな安易な思考に陥るみなさんではないですよね。

 

私たちが思考するべきは、常に「じゃあどうするか?」です。

 

 

 

③まずは3回おためし!!!

 

満を辞してセールスして来やがったコイツって思った人へ。

 

いくらスクロールしても詳細ページにみせかけた商品購入のリンクが等間隔に並ぶだけの、インフルエンサーがPRしているアホみたいに長い商品実態の掴めない、あの商品HP、それと同じくらい悪質な文法になってしまってるのはわかってるんだ。ほんとごめんて。

 

でもでもね、このホメオスタシスの性質上、

ほんとにそうなので信じて欲しい。

 

要は、普段の姿勢で固まってしまった状態が「通常」になってしまっている筋肉をほぐして

柔らかい状態や正しい姿勢の方が「通常」だと脳に設定してしまえば良いのです。

 

日常的にストレッチをしたり、姿勢の意識でももちろん改善します。ただ、最初の固まってしまった筋肉はストレッチでは伸びにくく、最初はマッサージや指圧など、筋肉の揉みほぐしがおすすめ。

 

また、普段の姿勢から、緊張しすぎてしまう筋肉や使えていない筋肉のチェックができるのもポイントです。

 

 

筋肉の緊張が強い方であれば、1週間に1回で3回、お仕事や、普段の運動量、筋肉量、年齢などでによってはもっと期間を空けてもOK。まずは定期的に身体をほぐすことをおすすめします。

 

 

 

④急激な話題の変更「食べること眠ること」

 

食べること眠ることは毎日しても、お腹は空くし眠くなる。それを「焼石に水」とは言わないじゃないですか。

 

毎日の食べること眠ることのように、みなさまにとっての姿勢やストレッチ、マッサージ、そういう身体のケアが、もう少し「暮らしの一部」になって「楽しみ、したいと思うこと」になったらいいな。と思ってお仕事をしています。

 

 

綺麗にタイトル回収まで漕ぎ着けましたね。

ひとりスタンディングオーベーションです。

 

 

最後までありがとうございます。今回は「焼石に水だよこんなもん / 食べること眠ること」というタイトルで、身体のが元に戻ってしまう生理学と脳の性質についてのお話でした。

 

こんなかんじで、施術の時間だけでは伝えきれないアレコレを、ややうざめのテンションでちまちま更新していこうとおもいます。